高畑町に建築後約150年の藤間家住宅の改修が始まって2年。建物内外の改修状況を公開したいとのオーナーの意向により、室内空間をギャラリーとして夢瓦作品展を開催することになりました。 藤間家住宅の在る高畑町は明治時代に住宅地として開発され、すぐ近くには志賀直哉旧居、少し奥（東）には新薬師寺、黒川紀章設計の入江泰吉写真美術館等があります。

夢瓦は奈良デザイン協会が地場産業と組んで新しい商品づくりを目指したプロジェクトの一つで17年目となります。「瓦で創る新しい奈良の土産品」をコンセプトに飛鳥時代から続く奈良古代瓦の美しさを生かした作品達で、室町時代から続く奈良きたまちの瓦道（がどう）で制作しています。

会期中の11月13日（土）13：30～14：00瓦道社長鈴木浩之氏の講演「唐招提寺解体修理に於いて」を予定しています。

作品展と改修建物を合わせてご高覧いただけると幸いです。

開催日時：2021年11月7日（日）～11月14日（日）　11：00～16：00　休無
会　　場：奈良市高畑町1325-1