2022/6/11
今年９回目を迎える近畿圏デザイン協会協議会。新型コロナ感染拡大の影響で神戸開催を２年延期することになりましたが、今年度、感染症対策も万全に、無事神戸にて小雨の降る中、開催致しました。
今年度のテーマは「街の未来をデザインする」。これからの三宮をはじめとする神戸の都心がどう大きく変化していくか、市内の街歩きを通して体験することとなります。
まずは、JR三ノ宮駅を出てすぐ、300㎡の人工芝が敷き詰められた美しい＆3 PARK（アンドスリーパーク）にて集合。２連節バス Port Loop（ポートループ）に乗車して、神戸ウォーターフロントの街並みを見学しました。
その海沿いの素晴らしい眺めを見ながら、今メディアで話題の、五感で感じる劇場型アクアリウム「アトア」 にて、たくさんの視覚的効果や空間演出、アート視点の見せ方にクリエイターとして刺激を受け、その場を後にしました。
その後、アトアから歩いてすぐの旧居留地にある「itsu葉」さんにて、しばしのランチ・休憩タイムをいただき、３団体の会員の自己紹介などもあり、さらなる交流を深めました。
そして、本日の意見交換会の場である、ANCHOR（アンカー）神戸へと場所を移動し、まずは神戸市担当者による「都心・三宮の再整備」について、神戸市の今抱える課題と掲げるビジョンに向けての説明を受け、デザイン思考でそれぞれ何ができるかを考えていきました。
その後、各協会の活動報告と、３団体の会長が中心となりディスカッションを行い、それぞれの地域が抱える課題などを会場に来られている一般の参加者とともに白熱した討論となり、いま私たちにできることは何か？ をそれぞれ考えるきっかけにもなり、充実した神戸での体験となりました。
（奈良デザイン協会 参加メンバー／中川・村上・松村・田中）